top of page
検索
  • peterbaumannia

Il Balletto Di Bronzo ”YS”

更新日:2019年12月29日


side A Introduzione – 11:08 Primo incontro – 7:58 side B Secondo incontro – 7:28 Terzo incontro – 9:00 Epilogo – 2:06 credit Vito Manzari bass Gianchi Stringa drums Lino Ajello guitar Gianni Leone vocals, organ, piano, Mellotron, Moog, spinet, celesta

イタリアン・プログレ名盤中の名盤ですが、イタリア好きの人たちの中でも評価は真っ二つ。ナゼ?  それは、プログレ本流の音ではないのです。一人の男の妄想・執着そして狂気の産物なのです。その男の名はジャンニ・レオーネ。「YS」の中心人物であり、キーボーディスト。

左の写真では左から2人目。裏ジャケットでは上段左の人物です。4人ともなかなかイイ男揃いで、しかも確たるテクニックも有してゐるという、まさに非の打ちどころのないメンバーだったのです。このアルバムが リ リースされたのは1972年。イエスの「危機」、キング・クリムゾンの「Earthbound」 、EL&Pが「Trilogy 」、ジェネシスが「Foxtrot 」をリリースした年で、いわゆるプログレッシヴ・ロックがピークに達しようかという時期だったのですが、本場英国バンドの作品に引けをとらぬ正真正銘の傑 作なのです。  しかし、残念なことにこのアルバム発表後バンドは分裂。再評価の熱が高まった1990年代後半に再結成されるまで闇に消えていたのです。   そして、このバンドは実は’60年代から活動していたバンドであり、1970年に「sirio 2222」というアルバムをリリースしておりました。この音は「YS」とは全く異なる傾向の作品で、60年代のサウンドを踏襲したへヴィーなサウンドで、 これはこれで別の魅力にあふれています。いわゆるハード・ロック好きにはこちらがアピールするのかも知れません。


閲覧数:33回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page