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  • peterbaumannia

MANDALABAND Om Mani Padme Hum -曼陀羅組曲- 1975


 1975年リリースのマンダラバンドの1stアルバム。「Om Mani Padme Hum」。デヴィッド・ロールが作曲した同名曲を演奏するために集められた有能なスタジオ・ミュージシャン達。 David Durant vocals Asbley Mulford electric & acoustic guitar John Stimpson bass, acoustic 12 string guitar Tony Cresswell drums, timpani, tubular bells Vic Emerson piano,organ, Moog, clavinet, Fender rhodes, claviolines, glockenspiel The London Chorale choir そしてここで繰り広げられたのは壮大なるシンフォニック・ロックであり、プログレの名盤として語り継がれてきたアルバムです。

side A Om Mani Padme Hum -曼陀羅組曲- ・Movement One(7:46) ・Movement Two (4:34) ・Movement Three (3:29) ・Movement Four (4:56) side B Determination -終焉-(5:49) Song For A King -国王に捧げし歌-(5:19) Roof Of The World -パミールの烽火-(4:30) Looking In -黎明-(4:42)

 1975年はプログレッシヴ・ロックのピークの年であり、いろんな名作が林立している年でもあります。キング・クリムゾンは前年「red」で解散してい ましたが、まだその残り香は漂っていましたし、ピンク・フロイドは「狂気」と人気を二分する作品「Wish You Were Here」をリリースしましたし、キャメルは「The Snow Goose」、ルネッサンスは「Scheherazade And Other Stories」、ジェントル・ジャイアントは「Free Hand」、タンジェリン・ドリームが「 Rubycon」ノイが「Neu!75」と、いずれ劣らぬ名作が世に出された年なのです。 さて、マンダラバンドのことですが、実はこの曲は中国によるチベット侵略について歌ったものなのです。当時も今もチベット問題については多くを語られな い状況だったのですが、私はこの時初めておの重大な事実を知ったのです。(後にジャン・ジャック・アノー監督、ブラッド・ピット主演の「セブン・イヤーズ・イン・チベット」が公開されましたね。この映画は今でも中国ではタブーなのです。)私が世界の問題に目を向けるよいきっかけとなったアルバムでもあるので、非常に思い出深いアルバムでもある訳です。


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