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  • peterbaumannia

ARGENT “Nexus” (1974)


アージェント ARGENT - Nexus 連鎖 1. "The Coming of Kohoutek" 3:01 2. "Once Around the Sun" 2:49 3. "Infinite Wanderer" 3:43 4. "Love" (Russ Ballard) 3:52 5. "Music from the Spheres" 8:10 Side two 1. "Thunder and Lightning" (Ballard) 5:07 2. "Keeper of the Flame" 6:00 3. "Man for All Reasons" (Ballard) 4:42 4. "Gonna Meet My Maker" (Ballard) 4:37

Rod Argent – organ, electric piano, vocals Russ Ballard – guitar, vocals Jim Rodford – bass guitar, guitar, vocals Robert Henrit – drums, percussion

 先日家電中古店の片隅の段ボールの中で死期を待っていたこのアルバムを300円で入手した。Argentはこの前のスタジオアルバム「 In Deep」」とこの後の「Circus」しか聴いたことがなく、これは多少傷がついていたりして状態に問題はあったが購入したもの。  ArgentはThe Zombiesのキーボード・プレイヤー;Rod Argentが結成したバンド。 いきなり映画「ザ・シャイニング」でも使われたベルリオーズ幻想交響曲」の第5楽章「ワルプルギスの夜の夢」の部分が聞こえて来て驚いた。見るとタイトルは1. "The Coming of Kohoutek"~"Once Around the Sun" ~ "Infinite Wanderer"の組曲で、 クレジットはChris White,Rod Argentの作になっており、ELPの「未開人」と同様の状態(発表当時)である。この頃(1974年)は作曲者のクレジットについてゆるゆるの時期だったのだな。  それはさておき、内容はさすがに長いキャリアを誇るキーボード・プレイヤー:ロッド・アージェントとそのバンドで、これぞブリティッシュといえる一筋縄ではいかないプログレチックなサウンドが、盤のチリノイズの狭間から聞こえてきて、値段以上の値はあったと、満足している。アージェントといえば、英国の有名どころなのに、正式なアルバムだけで10枚あるのに、自分が作品をきちんと聴いたことあるのは3枚だけ。この年になっても、網羅できないロックの裾野の広さに茫然とするばかりだ。次元は全然違うけど、芥川龍之介が死にたくなったのが分かる気がする。

The Zombies。右から2人目がロッド・アージェント。「テル・ハー・ノー」「二人のシーズン」が大ヒット。


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