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  • peterbaumannia

Aphrodite's Child - It's Five O'Clock  (1969)

更新日:2019年12月26日


 アフロディテス・チャイルド。「ブレードランナー」や「炎のランナー」のサウンド・トラックで知られるヴァンゲリスデミス・ルソスが在籍していたギリシャのバンドとして知られているが、これは彼らの1969年リリースのセカンド・アルバム「イッツ・ファイブ・オクロック」   アフロディテス・チャイルド といえば、「666 ( 666 - アフロディテス・チャイルドの不思議な世界 )」が名作と知られるが、ここはあえてその前の作品にしてみた。どうしてかというと、「666」はヴァンゲリスのプロジェクト的な要素が強いアルバムなのに対し、「イッツ・ファイヴ・オクロック」はいかにもという程ヨーロッパ・バンドの匂いがぷんぷん香る所がいい。サイケ調の曲やユーロ・ポップスの哀愁を帯びた旋律なんかもいい。こういう曲にはデミス・ルソス独特の揺らぎのあるヴォーカルが、沁みる。1曲目のタイトル曲なんかその代表だ。この曲を聴くだけで、このアルバムに価値はあると思わさせられる。

みんな同じに見え、誰が誰だかわからない。(ホントはわかりますけど。)













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