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  • peterbaumannia

Popol Vuh ‎– Aguirre (1975)



 ドイツの鬼才:ヴェルナー・ヘルツォーク監督作品「アギーレ/神の怒り」(1972)のサウンドトラック盤としてリリースされた本作だが、音源は1971年には出来上がっていたとされているし、現に映画にはその音源が使われている。ポポル・ヴーというバンドのこの頃は、シンセサイザーを中心とした音楽から、アコースティックなサウンドへと移行するまさに過渡期にあたっており、その移り行くさまが聞き取れるという、そういう意味でも意味のある作品となって居る。A面ではメロトロンやシンセサイザーを駆使した心の奥を静かに醒ましてゆくような、そんなサウンドが繰り広げられる。特に“ Aguirre I ”の旋律と音色は一度聴いたら忘れがたいほどのインパクトがある。もちろん、クラウス・キンスキー主演の映画も素晴らしい。

[side A]

1 Aguirre I [Fricke]

2 Morgengruss II [Fichelscher}

3 Aguirre II [Fricke]

4 Agnus Dei [Fricke]


[side B]

1 Wo Bist Du?

2 Auf Dem Weg

3 Die Umkehr


[Personnel] Piano, Spinet – Florian Fricke

Electric Guitar, Acoustic Guitar, Percussion – Daniel Fichelscher

Vocals – Djong Yun

Arranged By – Florian Fricke

Recorded By – Popol Vuh



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