フランスのシンフォニック・ロックの名品。サンドローズ。バンド名はヴォーカリストの名前から一部引用したのだと思うが、さもありなんと思えるほどの存在感を発揮している。ただし、自分好みではない。プログレ系のバンドとしては声量がありすぎるし、前に出すぎている。いや、あくまでも個人的な好みですが。 で、そんなですがお薦めモードに入って居るのは、ギタリスト:ジャン・ピエール・アラルサンの存在。彼はすごいです。サウンド・トーンも紡ぎ出すフレーズも全て自分のものにしている。決して×●似の・・・ではないのです。それに、メロトロンを前面に出したキーボードの存在も忘れてはならない。3人がクレジットされていて、この頃には固定メンバーがいなかったのだと察されますが、どの人もよいプレイをしています。3曲目の“Underground Session(Chorea)”なんて、いいです。巡り会えてよかったと思える作品です。
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